この度、第47回セザール賞アニメーション映画賞を受賞し、フランスで大ヒットを記録した、日本原作アニメーション映画『神々の山嶺(いただき)』を、7/8(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて、全国公開いたします。
この度、生前の貴重なインタビューを入手!
2017年、映画の完成を観る前にこの世を去った天才漫画家、谷口ジロー。解禁されたのは、2014年の製作開始時の貴重なインタビュー。
スタッフやプロデューサー、監督と実際に会い、熱意の高さや意気込みを感じ、「本当に実現してほしいという気持ちでいっぱい」と、完成を待ち望んでいたことをカメラの前で穏やかな人柄が溢れる口調で語っています。フランスへも二度赴き、会議に参加したり、監督にも積極的にアドバイスを与え、固まっていくビジュアルに満足な反応を見せていたという。
谷口をリスペクトする著名人からのコメントも続々と到着!
谷口ジローの漫画『ふらり。』を担当した編集者の佐渡島庸平さんや、この谷口の原作から山の魅力を知り、大ヒット漫画『ヤマノススメ 』を誕生させたイラストレーターで漫画家のしろさん、登山家でもあるモンベルグループ代表の辰野勇さん、キャンプ好きで自分の山を所有するお笑い芸人バイきんぐ西村瑞樹さんらによる絶賛が相次ぐ。
佐渡島庸平(編集者・株式会社コルク代表)
夢枕獏作品、谷口ジロー作品が持っていた男たちの山へと賭ける生き様、ドラマの緊張感が、フランスアニメ映画でも、しっかりと再現されていた。谷口さんが生きていたら、きっと観て、感動しただろう
辰野勇(モンベルグループ代表・登山家)
物語は、マロリー遭難のミステリー究明に端を発し、抑えきれない登山家の冒険心や葛藤が見事に描かれた作品です。更に、アニメの特性を発揮して登攀の細部など、山岳専門家の観賞にも答える臨場感あふれる作品でもあります
しろ(イラストレーター・漫画家)
『ヤマノススメ』、『カメラはじめてもいいですか?』
鬼スラ、グランド・ジョラス、エベレスト・・・挑む山の魅力を教えてくれたのはこの作品でした。それが長い年月を経てまさかのアニメ映画化、あの長大で重厚な物語をスマートにまとめあげ山岳の魅力を凝縮した素晴らしい作品へと変化を遂げていました。肉のきしむような生々しい、それと同時に誌的にも感じる美しい迫真の映像、是非ご覧ください!
西村瑞樹 (バイきんぐ/芸人)
登攀シーンでは思わず息を呑むような場面もあり、張り詰めた緊張感によってどんどん作品に引き込まれていった。山に取り憑かれた男を突き動かすものは一体何なのか?全てを背負い込んでひたすら進む姿に心を打たれた。
谷口への最大のリスペクトを込めてフランスチームが最高傑作漫画のザイルを繋いだ本作。この夏、最高の冒険ミステリー『神々の山嶺』の続報に乞うご期待!
監督: パトリック・インバート
原作:「神々の山嶺」作・夢枕獏 画・谷口ジロー(集英社刊)
日本語吹き替えキャスト:堀内賢雄 大塚明夫 逢坂良太 今井麻美
2021年/94分/フランス、ルクセンブルク/仏語/1.85ビスタ/5.1ch/原題:LE SOMMET DES DIEUX /吹替翻訳:光瀬憲子
配給:ロングライド、東京テアトル
公式サイト:longride.jp/kamigami/
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