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『X エックス』トム・ハモックの協力によって実現した、細部まで作り込まれた時代の空気感!!

X―それは、秘密のX、極限のXTREME、快感のXTC、未知なるXFACTOR・・・?映画の最もヤバい要素が全て詰め込まれた、途中下車不可能な真夏のエクストリームライド・ホラーがついに日本上陸!

主演は『サスペリア』(18)で当時気鋭の新人でありながら、豪華共演陣の中でひときわ高い評価を得てブレイクしたミア・ゴス。共演は先日全米NO.1を記録した『スクリーム』シリーズ最新作『SCREAM』(22/日本未公開)で主演の一人を演じ、新スクリーム・クイーンとしてブレイクしているジェナ・オルテガ。

『ヘアスプレー』や「ピッチ・パーフェクト」シリーズのブリタニー・スノウ、そしてミュージシャンとして世界でカリスマ的な人気を誇り、近年は俳優としても活躍しているスコット・メスカディ(キッド・カディ)、Netflixオリジナル「ヴァージンリバー」シリーズのマーティン・ヘンダーソンなど。

そして、『The House of Devil』(09/日本未公開)で、ハリウッドのインディーズシーンの寵児となり、ホラー映画界のカリスマであるイーライ・ロスからの信頼も厚いタイ・ウェストが監督・脚本を努めている。

さらに『X エックス』は、3部作となることが発表されており、すでに極秘で撮影されていたパート2は、本作の前日譚となる予定で、A24映画として初めてのシリーズ化として注目される。

細部まで作り込まれた時代の空気

タイ・ウェストは『The House of the Devil』で80年代を表現したように、本作では、細部に至るまで70年のテキサスを見事に表現している。

リンダ・カーターに憧れるマキシーンの姿から、ブルー・オイスター・カルトの音楽、道端のコンビニに売られているビールの特定ブランドまで、監督は緻密な作り込みで物語の時代背景にリアリティを加えている。

「よりリアルに描こうとするのは大事なこと。僕は映画に視覚から入るので、『Xエックス』から1979年の空気感を感じられることはとても大事だったんだ。あの時代に執着することはさほど重要じゃなくて、没入したくなる世界を現在の観客に見せることが大事なんだ」プロダクション・デザイナーのトム・ハモック(『ゴジラvsコング』(21))の力を借り、タイ・ウェストは冒頭のシーンでコンビニの棚に、今はもうない無名のタバコ、ビール、牛乳、そしてポルノ雑誌まで並べて、細部まで設定を作り込んでいる。

「多くの映画がプロダクションデザインにそこまでこだわらないのは、ごく一部の人しか気づかないか、あるいは評価されないもののために、多くの余分な作業をする必要があるからだ」と監督は語る。

「でも僕は、その少数派の1人なんだ。というのは自分がその場にいると感じたいからね」衣装デザイナーのマウゴシャ・トゥルジャンスカ(ドラマ「ストレンジャー・シングス未知の世界」)のおかげで、タイ・ウェストは、キャストたちを70年代の若者に変身させた。「ベルボトムのズボン、膨らんだアフロヘアに口ひげの組み合わせ、襟付きのシャツにカジュアルなスーツ姿など、プレイボーイ誌から飛び出てきたような人間に思えたよ」とメスカディは語る。

「歴史を描いた作品には出たことはなかったけど、ジャクソン役の衣装を着た自分を見るとすぐに、1979年に入り込んだよ」無邪気だが好奇心の強いロレインを演じたジェナ・オルテガは、70年代がストーリーの素晴らしい背景になっていると付け加える。「70年代は大好きな時代だけど、ヘアメイクや衣装、セットなど、装飾が素晴らしいから、特にこだわらなくてもいいと思ったのよ。私たちは、この時代のキャラクターを演じようとしたわけではなく、あくまでもこの時代を重要視しただけなの。70年代は美的感覚に優れていたけど、これはたまたまその年代を舞台にしたホラー映画なのよ」

監督・脚本:タイ・ウェスト

出演:ミア・ゴス、ジェナ・オルテガ、ブリタニー・スノウ、スコット・メスカディ(キッド・カディ)、マーティン・ヘンダーソン、オーウェン・キャンベル、ステファン・ウレ

提供:ハピネットファントム・スタジオWOWOW

配給:ハピネットファントム・スタジオ

原題:X|2022年|アメリカ映画|上映時間:105分|2022 Over The Hill Pictures LLC All Rights Reserved.

happinet-phantom.com/X/

公式twitter@xmovie_jp

7.8(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

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