ついに6月8日から配信が開始された最新MCUドラマ『ミズ・マーベル』
各所変更点はあるものの、大まかな構成としては、原作のテイストをそのままになっており、ニュージャージーが舞台でイスラム教徒というのもそのまま反映している。
ティーンドラマのようなポップなテイストで、パキスタン系アメリカ人のカマラ・カーンの葛藤と決断が描かれていく。
ラストにはポストクレジットシーンがあり、そこに登場したキャラクターは、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でピーターやMJたちを取り調べした、ダメージ・コントロールのエージェント・クリアリー(アリアン・モーイエド)だ。
ダメージ・コントロールは『スパイダーマン:ホームカミング』でも、『アベンジャーズ』で描かれた、ニューヨーク決戦後に街の復興と修復を任された機関であり、ヒーローが戦いの途中で破損させてしまった建物の弁済なども行っているほか、訴訟になったり、ネガティブな情報が拡散されないように和解に持ち込んだり、時には情報操作をしたりもする。
『ミズ・マーベル』で描かれる世界観の中には、アベンジャーズなどのヒーローがコミックのヒーローのように扱われている。隠すのではなく、あえてヒーローとしてプロモーションすることで、世間のヒーローに対する印象操作もしているものと考えられ、アベンジャーズ・コン自体がダメージ・コントロールの主催による可能性もある。
今までは、存在はしているのだろうけど、蚊帳の外という感じがしてならなかったダメージ・コントロールについにスポットライトが当たる日がきたようだ!!
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