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『ベルイマン島にて』劇中に登場するスウェーデンのフォーレ島にあるベルイマン・エステートとは何か?!

20世紀最大の巨匠”イングマール・ベルイマンが暮らし、傑作を生んだ島スウェーデンのフォーレ島(通称:ベルイマン島)を舞台に、映画監督の夫婦の姿を描く映画『ベルイマン島にて』が2022年4月22日に公開される。

そもそもイングマール・ベルイマンとは誰なのか…….

ベルイマンとは、スウェーデンの監督であり、『第七の封印』ではカンヌ国際映画祭審査員特別賞、『野いちご』でベルリン国際映画祭金熊賞、『処女の泉』と『ファニーとアレクサンデル』でアカデミー賞外国語映画賞を受賞した。神、生と死、愛と憎しみ……をテーマに人間とは何かを追及し続け、映画史に名を刻んだ巨匠のひとりだ。

そんなベルイマンが暮らし、着想を得ていたとされるフォーレ島には、ベルイマンを称える施設や撮影場所の跡地などがあり、映画の上映会や観光ツアーなども組まれている。そのため映画ファンや映画人たちが多く訪れる観光地にもなっているのだ。

そんな中でベルイマン・エステートという施設が登場する。これは仕事やインスピレーションの場として、世界中の芸術家、学者、ジャーナリストらに向けて解放された施設であり、4軒の家と1軒の映画館から成る。そのうち、ハマーズにある本館は、ベルイマンの個人宅と仕事場だった。ベルイマンの死後、彼の理想に従って、フォーレ島の自然と文化、歴史と住民を尊重し運営されている。

誰でも宿泊できるというわけではなく、宿泊するには申請が必要となる。その申請時に文化的・芸術的な貢献でコミュニティへ還元する方法をプレゼンし、それが通ると無料で宿泊施設に滞在することができるのだ。滞在期間も決まりがあって、2週間以上2ヵ月以内とされている。

©2020 CG Cinéma – Neue Bioskop Film – Scope Pictures – Plattform Produktion – Arte France Cinéma

監督・脚本:ミア・ハンセン=ラブ

出演:ヴィッキー・クリープス、ティム・ロス、ミア・ワシコウスカ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー

提供:木下グループ

配給:キノフィルムズ

後援:スウェーデン大使館

公式サイト:https://bergman-island.jp/

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