全世界で人気を誇るバービー人形の実写化企画が現在進行中。主演として、すでに『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のマーゴット・ロビー、『ソング・トゥ・ソング』『ファースト・マン』のライアン・ゴズリングの出演が決定しているが、新たに『アグリー・ベティ』『旅するジーンズと16歳の夏』のアメリカ・フェレーラの参加が決定したと報じられたばかりだが、さらに新キャストとして『シャン・チー/テンリングスの伝説』のシム・リウの出演が決定した。
アメリカ・フェレーラ同様に、役名は明かされていないが、様々な人種が入り混じる物語になるようだ。もともとバービー人形は、白人しかいないとクレームになった過去があり、それによって多国籍なキャラクターが増えっていった過去もあだけに、多様性を主張したものとなるのだろう。
シム・リウは、先日「シャン・チー」の続編企画が正式に発表となったが、それ以外にも『アンチャーテッド』『インフィニット 無限の記憶』のマーク・ウォルバーグ、『アーミー・オブ・シーブズ』『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のナタリー・エマニュエルなどが出演する『Arthur the King』やテイラー・ジェンキンス・ホールドの同名小説の映画化で、『ハミルトン』や『tick, tick… BOOM!: チック、チック…ブーン!』などにも出演したフィリッパ・スーと共演する『One True Loves』などの公開が控えている。
実写映画バービーは、長年企画が試行錯誤を繰り返し、一時はエイミー・シューマーやアン・ハサウェイなどが主演候補に挙がったこともあったが、マーゴット・ロビーが正式に決定し、同時にプロデューサーを務めることも発表した。
監督・脚本を『レディ・バード』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』など、多感な時期の女性の揺れ動く感情を表現することに長けているグレタ・ガーウィグが務める他、共同脚本として、実生活でグレタのパートナーでもある、『イカとクジラ』『マリッジ・ストーリー』のノア・バームバックも参加する。
映画『バービー』は、公開は2023年の予定だ。
