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ザクッとドラマ・番組評論『リバーデイル:シーズン6(1-5話)』先行5話はマルチバース設定!!

作品情報

人気の長寿コミックシリーズ「アーチーズ」アーチーコミックスをアダルトテイストに映像化したドラマ 『リバーデイル』。毎日のように犯罪が起きる不吉な町リバーデイルを舞台に、予想不能な物語が展開される。出演は『ヘイト・ユー・ギブ』『君といた108日』のKJ・アパ、『ハスラーズ』『チャーリーズ・エンジェル』のリリ・ラインハート、『ノイズ』『スイート・ライフ』のコール・スプラウス、『パーム・スプリングス』『デンジャラス・ライ』のカミラ・メンデス、『ポラロイド』『サイトレス』のマデライン・ペッチなど。

『リバーデイル:シーズン6①』レビュー

『リバーデイル』もついにシーズン6。コロナの影響で、放送が遅れていたこともあって、2021年はシーズン5とシーズン6の前半5話が先行で放送されることになった。

以前からアナウンスのあった通り、第4話には『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』から、主人公の魔女サブリナ(キーナン・シプカ)がサプライズ登場を果たすものの、ほとんどカメオ出演に近く、物語には大きく関わらなかった。

シーズン6は1話からホラー色が強くなっており、『ミッドサマー』オマージュやラ・ヨローナや悪魔ルシファーなどのエピソードなどが描かれ、主要メンバーが次々と死んでいく。

今までにも超常現象のようなことが無いとは言えないまでも、辛うじてリアル路線のドラマであったのに、ここまでめちゃくちゃな設定で暴走して大丈夫なのか……と思うかもしれないが、前半5話はなんとマルチバース設定で、舞台となるのは「リバーデイル」ではなく、「リバーベイル」なのだ。

ついに第5話では、ジャグヘッドが自分のいる世界は、何かの衝撃で派生したパラレルワールドであることに気づく。

死んだはずのキャラクターが何度も生き返り、空の上(いわゆるあの世)には、コミック版の衣装を着たアーチーや死んだはずのキャラクターたちが、アーチーコミックを呼んで楽しんでいるという、メタ過ぎて、何が何だかわからない設定が山ほど飛び出してくる。

マルチバースだから、何でもありではあるが、まさか『リバーデイル』でマルチバースを扱うことになるとは夢にも思わなかったのと、一番衝撃だったのは、レジーがふたり登場したことだ。

何故それが衝撃的かというと、シーズン1でレジー役を演じていたロス・バトラーは、諸事情で降板して、シーズン2からはチャールズ・メントンがレジーを演じている。このふたりがまさかの同じレジー役として共演を果たしたのだ!

今後も並行世界の「リバーベイル」が存在し続けているということは、イベントエピソードとして、何でもできてしまう状況になってしまった。6話からは、舞台は「リバーデイル」に戻るものの、シーズン5でカルトに目覚めたシェリーがどこまで暴走いるかが気になる!!

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