ウォルト・ディズニー・カンパニーは、2021年10月に開催したAPAC コンテンツ・ショーケースにて、28 作の新しいコンテンツを発表し、APAC(アジア太平洋地域)の一部のマーケットでは既に『スノードロップ』、『BLACKPINK THE MOVIE』、『ランニングマン・プラス』、『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』などの話題作が昨年より配信開始。
またインドネシアでは、Disney+ Hotstarにて配信開始となった『スサー・シンヤル (バッド・シグナル)(原題)』が、シリーズ作品として第1位を獲得するなど、各国で制作された作品が人気を博している。
そこでディズニープラスは本日1月6日(木)、2022年に配信開始となるアジアから発信されるコンテンツの一部として、『アニタ(ディレクターズ・カット)(原題)』、『キング・オブ・サヴィー(原題)』、『タイワン・クライム・ストーリーズ(原題)』および『ライフロング・ジャーニー(原題)』の詳細を公開!!
2022年 最初のAPACコンテンツとして登場するのは、春節にあわせてディズニープラスで配信される『アニタ(ディレクターズ・カット)(原題)』
この作品は、香港ポップス界のスター、アニタ・ムイがスーパースターへと上り詰めた伝説を記録した映画の特別版であり、1話45分の全5話構成。
この特別版ディレクターズ・カットでは、数多くの代表曲と共に、香港のスーパースター レスリー・チャンとの友情、恋模様など、あまり知られていない彼女の私生活にも迫ります。
韓国からは、新コンテンツブランド「スター」が提供するオリジナル作品として、カジノ王を描いた、犯罪とアクションが満載の魅力的なドラマシリーズ『キング・オブ・サヴィー(原題)』の新たな制作が決定。韓国で高い評価を得る映画俳優の一人であるチェ・ミンシクと、韓国のアクションスリラー映画『犯罪都市』の監督を務めたカン・ユンソンが共に手がけた。リスクを冒しながら、ゲームに復活するサバイバルストーリーは必見!!
グレーター・チャイナからは、『ライフロング・ジャーニー(原題)』の配信が決定。中国文学最高峰の文学賞の一つである茅盾文学賞を2019年に受賞した同名の小説をドラマ化した中国語のドラマシリーズで、中国人のブルーカラー労働者とその家族が、世代を超えて遭遇する社会の変化について描かれる。
さらに昨年11月から撮影が開始された『タイワン・クライム・ストーリーズ(原題)』は、中国語で提供するオリジナルクライム・サスペンスシリーズで、実際に起きた4件の犯罪事件からヒントを得た作品で、恐怖に包まれた一家大量殺人事件、身も凍るようなレイプ事件、殺人事件、詐欺事件、不正事件を題材に掘り下げていく。
ディズニーのAPACコンテンツ&デベロップメント責任者のジェシカ・カムエングルは、「アジアでつくられた最高品質のコンテンツやオリジナルストーリーには文化的な奥深さがあり、世界中の観客が待ち望んでいます。これからも最高峰のコンテンツ制作に投資を続け、アジアで最も評価の高いコンテンツ・クリエイターやストーリーテラーたちと協力して、彼らが世界を舞台に輝くことを目指します。(リリースより一部抜粋)」と述べている。
新しいAPACコンテンツは、各地域の状況に応じて、今年から来年にかけて配信開始予定。これらのプロジェクトは、ローカルの言語のコンテンツの制作と、2023年までに50 作を超えるAPACオリジナル作品に取り組むという、ディズニーが抱くクリエイティブな意欲を体現するもの。
2021年11月のウォルト・ディズニー・カンパニー通期決算発表では、DTCプラットフォームで配信するため、世界中で340作を超えるオリジナルローカルコンテンツの開発と制作が様々な段階で進んでおり、全世界の視聴者に深い感動を与えるローカルと地域発のコンテンツへの注力を強化する着実な計画が発表されたのだ。
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