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『バフィー 〜恋する十字架〜』『吸血キラー/聖少女バフィー』徹底解説:S2-12「不気味な卵」

バフィー恋する十字架とは?

今となっては『アベンジャーズ』や『ジャスティス・リーグ』などといったメジャー大作の監督というイメージが強いジョス・ウェドンの出世作であり、その後のクリエイターたちに大きな影響を与え続けた伝説的海外ドラマ『 バフィー~恋する十字架~ 』

VHSでは『ナイトフォール』として全3巻の編集版がリリースされ、金曜ロードショーで地上波放送された後、続編のリリースはされずCSのFOXチャンネルで放送されていた。

FOXがDVDをリリースする際に付けられたタイトルは『吸血キラー/聖少女バフィー』であったが、特に人気を博したシーズン3以降は日本ではリリースされなかった。

商品化やゲーム化もされており、日本でもXboxのソフトが英語版のままという異例のスタイルで発売されるなど、多くのファンを抱えていた。

シーズン7とスピンオフの『エンジェル』が制作され、最終回後アニメシリーズして存続するはずだったが、直前でキャンセルとなる。シーズン3から登場する新キャラクターのフェイスを主人公としてドラマ『フェイス』の企画もあったが、エリーザ・ドゥシュクが『トゥルー・コーリング』への出演を選択したことで、企画はボツになった。

その後も映画化企画や黒人女性を主人公としてリブートする企画なども浮上するものの、映像化は実現に至っていなかったが、コミックシリーズとしても現在も続いている。そんな『バフィー~恋する十字架~』がDisney+にSTARが融合したタイミングで配信開始!!

さすがオタククリエイターのジョス・ウェドンということもあって、かなりの量の小ネタが満載だったり、この頃は無名だったのに、今では映画スターになった俳優たちなどを紹介しながら、作品自体、エピソード自体の魅力も伝えていこう!という企画からスタートした新コーナー!

またネタを拾うために、ストーリーに沿った解説はしているが、観なくても済むようには書いていないため、細かい展開を省いている場合もあるのでご了承を!

1日1話ごと、17時に更新!!

シーズン2のメインキャスト

バフィー役:サラ・ミシェル・ゲラー『スクリーム2』『スクービー・ドゥー

ウィロー役:アリソン・ハニガン『花嫁はエイリアン』『アメリカン・パイ』

ジャイルズ役:アンソニー・スチュワート・ヘッド『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』『ゴーストライダー2』

コーディリア役:カリスマ・カーペンター『エクスペンダブルズ』『ホーンテッド・スクール』

オズ役:セス・グリーンプッシーキャッツ』『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー

エンジェル役:デヴィッド・ボレナーズ『SEAL Team/シール・チーム』『バレンタイン』

スパイク役:ジェームズ・マースターズ『ファイナル・デッド ダーク・ウォッチャー』『DRAGONBALL EVOLUTION』

ドゥルーシラ役:ジュリエット・ランドー『ツールボックス・マーダー』『エド・ウッド』

ジョイス(バフィーの母):クリスティン・サザーランド『ミクロキッズ』

S2-12『不気味な卵』

シーズン2第12話「不気味な卵」は、バフィーが母ジョイスとショッピングモールときているところからはじまる。エスカレーターにいたカウボーイの男が鏡に映っていないことに気づいたバフィーは、その男を追跡する。

すっかり忘れられていたかのようだった、バンパイアが鏡に映らないという設定が久しぶりに使われている。

そのバンパイア「ライル」と対決するが、逃げられてしまう。

ジャイルズが調べた情報によると、本名はライル・ゴーチ(ジェレミー・ラッチフォード)。そして冒頭には登場しないが、弟のテクター(ジェームズ・パークス)もいる。まだ人間だった1886年にメキシコの村で住民全員を虐殺した極悪な男ではあるが、ふたりとも頭が悪いのが弱点。

サニーデール高校のホットモア先生による保険授業の一環として、2人ペアで卵を1個預かり、割れたりしないように世話をする宿題を出される。バフィーは授業をサボったため、パートナーがおらず1人で卵を育てることになる。

ちなみにホットモア先生を演じているリック・ジーフは、アニメ「トムとジェリー」のスパイク役の声優としても知られている。

その晩、卵から触手のようなものが出てくる。明確には説明されないが人間のエネルギーを吸って成長するようだ。

翌日、バフィーとウィローは元気がなくなっている。しかし、ザンダーは元気なまま。卵をゆでて割れないようにしていたため、エネルギーを吸い取られなかったからだ。

バフィーは卵から謎の生物が誕生する瞬間を、たまたま目撃したことから、ハサミで刺して殺す。

その生物が「ベゾアール」という太古の寄生生物。メスは地下で産卵。子どもは宿主に寄生して操る。 ホットモア先生はすでに操られており、子どもを孵化させるために卵を配ったのだ。

バフィーとザンダーは、操られたウィローとコーディリアによって、閉じ込められてしまう。さらにジャイルズ、ジョイス、ジョナサンと、次々に学校の生徒たちが操られていく。

バフィーとザンダーは、逃げ出して地下にいたベゾアールを見つけるが、タイミング悪くゴーチ兄弟が現れ、戦おうとするが、ベゾアールにゴーチ兄弟共々襲われ、一時的に共闘状態となる。

弟のテクターがベザアールに食べられてしまい、バフィーも食べられてしまうが、内部から破壊し撃退する。

ライルはその場から逃げるが、ちなみにライルはシーズン3の第5話にも登場する。

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