2022年11月に全米で公開されるDCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)の最新作『ザ・フラッシュ』の予告が2021年のDCファンドームによって先行公開され、以前から報じられていたマルチバースの設定や、マイケル・キートンが演じるバットマンが登場するなど、サプライズの多い作品であることは間違いない。そこで現時点(2022年1月)で判明している情報をまとめてみよう!
1)複数のフラッシュが登場
ドラマではマルチバースの設定をフル活用しているフラッシュではあるが、DCEUとしては今回が本格的な導入としては初めてとなる。
すでに2つのタイムラインのフラッシュとスーパーガールが並んだ予告が、ネタバレ規制もなしに、公式に公開されていることから、こんなものでは済まないぐらいの、夢の共演オンパレードのような作品となっていることが予想できる。
フラッシュも2人だけではなく、もっと複数登場するという噂もあるだけに、続報を待ちたい。
2)バットマンが2人登場!!
今作には、2人のバットマンが登場することも決定している。ひとりはティム・バートン監督作品『バットマン』『バットマンリターンズ』でバットマンを演じたマイケル・キートン、そしてDCEUでバットマンを演じているベン・アフレックだ。
ベン・アフレックは当初、『ザ・バットマン』をDCEU作品として企画していたが、降板したことで、事実上では最後の出演とされている
また完全に噂レベルではあるが、『バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲』でバットマンを演じたジョージ・クルーニーが登場するともいれている。
3)DCEU版スーパーガールのデビュー作
DCEU版スーパーガール役に決定したのは、CBSで1973年から続く昼メロ『ザ・ヤング・アンド・ザ・レストレス』に出演するラテン系女優サッシャ・カジェ。
すでに単独作品の映画化も決定しているが、こちらはHBO Maxのオリジナル長編となる可能性が高い
ドラマ版では、フラッシュ同様にマルチバースの中で大きな役割を果たしているキャラクターなだけに、映画版での立ち位置も気になるところだ。
4)アイリス役にカーシー・クレモンズ続投
2016年の『ジャスティス・リーグ』で初登場したアイリス役の カーシー・クレモンズではあるが、ザック・スナイダーからジョス・ウェドンに監督が引き継がれたことで登場シーンが丸ごとカットになってしまった。
ところがファン待望の『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』で出演シーンが復活となり、『ザ・フラッシュ』にも正式に続投が発表された。
ちなみにフラッシュことバリーの父親ヘンリー役を演じるのが、『 ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット 』のビリー・クラダップからロン・リビングストンに変更されているが、キャスティングの変更なのか、それとも若いころのヘンリー役なのかは不明だ。
5)ゾッド将軍などヴィランも再登場!
今作にはヒーローの他にもヴィランも複数再登場するといわけており、すでに発表されているのは、『マン・オブ・スティール』のマイケル・シャノン演じるゾッド将軍とアンチュ・トラウェ演じるファオラである。
DCEUでスーパーマンを演じてきたヘンリー・カヴィルが続投し、最後の出演として噂されていたが、最近はその噂を聞かなくなってしまった。
ゾッド将軍がどういった経緯で登場するのかは不明だが、『 マン・オブ・スティール 』のタイムラインに登場するのであれば、自然とスーパーマンも登場することになるのだが…..
当初のプロットは、マルチバースの影響によってアマゾンとアトランティスが戦争になるというものであったが、その展開が起こるとすればワンダーウーマンやアクアマンのキャラクターたちも登場することになるのだが、いったいどうなるのだろうか!!
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