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THE映画紹介:『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』もはや別もの!それぞれのキャラクターのドラマ部分が劇的に増量!!

イントロダクション

DCスーパーヒーローたちが初めてタッグを組み地球を未知なる脅威から救うアクション・エンターテイメント『ジャスティス・リーグ』アメコミファン待望のザック・スナイダー版が、遂に解禁!劇場版では語られなかったヒーローたちがそれぞれ抱える葛藤、仲間や家族との絆、成長、スーパーヴィラン・ステッペンウルフを操る悪の支配者ダークサイド初登場、更にデスストローク、マーシャン・マンハンター、グリーン・ランタン、ブラックスーツ スーパーマンの姿も?!そして、ベン・アフレック版バットマンとジャレッド・レト版ジョーカーが初対峙尺も、映像も、アクションも、全てにおいて規格外!監督ザック・スナイダーが本当に描きたかったものとはーーーその全てが、想像を超える。

ストーリー

スーパーマンの壮絶な犠牲を決して無駄にしてはならない。ブルース・ウェインはダイアナ・プリンスと手を組み、迫りくる破滅的な脅威から世界を守るために超人たちのチームを作ろうとする。だが、その困難さはブルースの想像を超えていた。彼が仲間に引き入れようとする一人ひとりが、乗り越えがたい壮絶な過去をもつために、その苦しみからなかなか前に進めないでいたからだ。しかし、だからこそ彼らは団結することができ、ついに前例のないヒーローたちのチームを結成する。バットマン、ワンダーウーマン、アクアマン、サイボーグ、そしてフラッシュは、ステッペンウルフ、デサード、ダークサイドとその恐るべき陰謀から地球を守れるのか、それとも時すでに遅しなのか……。

スタッフ・キャスト

監督 : ザック・スナイダー『アーミー・オブ・ザ・デッド』『マン・オブ・スティール

脚本 : クリス・テリオ『アルゴ』『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』

出演 : ベン・アフレック最後の決闘裁判』『ザ・ウェイバック

ヘンリー・カヴィル『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『コードネーム U.N.C.L.E.』

ガル・ガドットワンダーウーマン 1984』『ワイルド・スピード/ジェットブレイク

エズラ・ミラー『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』

ジェイソン・モモアアクアマン』『DUNE/デューン 砂の惑星』

レイ・フィッシャー『アストロノート・ワイブス・クラブ』『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』

エイミー・アダムスディア・エヴァン・ハンセン』『魔法にかけられて

ダイアン・レインすべてが変わった日』『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』

ジェレミー・アイアンズハウス・オブ・グッチ』『レッド・スパロー』

ジャレッド・レトハウス・オブ・グッチ』『モービウス』

カーシー・クレモンズアンテベラム』『ネイバース』

J・K・シモンズスパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ

ウィレム・デフォースパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『ライトハウス

ジェシー・アイゼンバーグ『ゾンビランド:ダブルタップ』『ビバリウム』

アンバー・ハードアクアマン』『幸せがおカネで買えるワケ』

ジョー・マンガニエロ『ランペイジ 巨獣大乱闘』『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド

クレジット

製作:デボラ・スナイダー

チャールズ・ローヴェン

撮影:ファビアン・ワグナー

音楽 : トム・ホーケンバーグ

編集:デヴィッド・ブレナー

2021年/アメリカ/カラー/242分

短評

もともと2部構成としてスタートした企画が、ザック・スナイダーの家族に不幸があって、急遽引き継いだことで、無理やり1本にまとめたジョス・ウェドン版も悪くはないが、これこそが本当に描きたかったこと+αの完成形だ。

HBO Maxでの配信で落ち着き、日本ではデジタル配信とソフト化メインでの展開となったが、HBO Max配信として劇場公開は断念された『アメリカン・ユートピア』や『魔女がいっぱい』のように、日本独自で劇場公開してもよかったと思う。

尺的に描けなかった、それぞれのキャラクターのドラマパートがしっかりと描かれていて、急に現れたかのように登場したフラッシュやサイボーグにとって、戦いに参戦することへの理由付けができていて、より説得力が増している。

カットされてしまっていたシーンがいかに重要であったかを痛感すると同時に、アイリス役のカーシー・クレモンズのシーンや黒いスーパーマンのシーンなど、もう観ることができないと思われていたシーンも観ることができることは嬉しいかぎりだ。

本来であれば2作目に登場するDCを代表するヴィラン「ダークサイド」へのプロローグとして消費されるキャラクターだったこともあり、デザインが雑だったステッペンウルフが、本格的なヴィラン枠として昇格するにしたがって、デザインが全く違っていることで、ヴィランとしての物足りなさも解消している。

今後『ザ・フラッシュ』『サイボーグ』などの単独作品や、ワンダーウーマンやアクアマンの続編などDCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)は続いていくだけに、『ジャスティス・リーグ』の続編にも期待したいところだ。

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