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THE映画紹介:『ハロウィン4 ブギーマン復活』3の失敗がマイケル・マイヤーズをカムバックさせた!そしてローリーに娘が?!

イントロダクション・ストーリー

ハロウィン・マスクを被ったサイコ・キラー“ブギーマン”が、残虐殺人を繰り広げるホラー・シリーズの第4弾。またしても精神病棟から脱走したマイケル。自身の姪にあたる幼い少女・ジェイミーを標的に、故郷ハドンフィールドへとやって来る。

スタッフ・キャスト

監督 :ドワイト・H・リトル『アナコンダ2』『TEKKEN -鉄拳-』『BONES – 骨は語る』

脚本 :アラン・B・マッケルロイクライモリ』『クライモリ(2021)

出演 :ドナルド・プレザンス『サスペリア2000』『ハロウィン』

エリー・コーネル『MIS II メン・イン・スパイダー2』『ハロウィン5 ブギーマン逆襲』

ダニエル・ハリス『ハロウィン5 ブギーマン逆襲』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

ジョージ・P・ウィルバー『ダイ・ハード』『ゴーストバスターズ2』

マイケル・パタキ『ロッキー4/炎の友情』『スパイダーマン プルトニウムを追え』

ボー・スター『スピード』『ファイティング×ガール』

キャスリーン・キンモント『すべてをあなたに』『マッド・フェニックス』

サッシャ・ジェンソン『バッド・チューニング』『バッフィ/ザ・バンパイア・キラー』

カーメン・フィリッピ『ニューヨーク1997』『ウェディング・シンガー』

クレジット

製作:ポール・フリーマン

製作総指揮:ムスタファ・アッカド

撮影監督:ピーター・ライオンズ・コリスター

編集:カーティス・クレイトン

音楽:アラン・ハワース

衣裳デザイン:ロザリー・ウォレス

1988年/アメリカ/カラー/88分

短評

『ハロウィンⅡ』の直接的続編。マイケル・マイヤーズという存在はあくまで、「ハロウィン」シリーズの中の1つのエピソードでしかない予定だった。

『ハロウィンⅢ』から、怪物、幽霊、怪奇現象など、ハロウィンを題材にしたオカルトシリーズを続けていこうというのが、当初の企画ではあったが、思いのほか『ハロウィンⅢ』が失敗に終わり、早々にマイケルが復帰することになった。

とはいっても『ハロウィンⅡ』の大爆発の後、マイケルは不死身としいう設定もあって、生きているとしてもおかしくないが、道連れにしたルーミス医師までも多少の火傷のみで生きていることについてとやかく言うと、続かなくなってしまうので、大目にみることにしておこう。

実はローリー(ジェイミー・リー・カーティス)には、ジェイミーという子どもがいたという設定。その後『ハロウィンH20』では、ジェイミーの設定はなかったことになっているが、とりあえず今作と次作『ハロウィン5 ブギーマン逆襲』に関しては、ジェイミーが主体の物語である。

「おじさんはブギーマン」と周りからいじめられるジェイミーの精神的な災難も描きながら、毎度のことながら、マイケルが脱走し、ハドンフィールドにやってくる。

今回はハドンフィールドの住民たちの反撃も描かれており、暴徒化していく過程や間違って他人を殺してしまう下りなど、『ハロウィン KILLS』に通じる部分が多い。

マイケルは、ほとんどの時間を精神病院で過ごしていたというのに、車の運転がお手の物というネタ的な設定があるが、今回はさらに高度な技術が必要となるレッカー車を操る点にも注目してもらいたい!!

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