第62回グラミー賞にて、最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞、最優秀新人賞、最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞の5部門を受賞したアーティスト、ビリー・アイリッシュが「007」シリーズの新作の主題歌を最年少で担当すると話題になっていたが、ついにその楽曲が公開された。
曲のタイトルは、映画のタイトルにちなんで「No Time To Die」とされた。
プロデューサーは、ビリー・アイリッシュの楽曲を普段から手がけている兄のフィネアスとステファン・リプソンが務め、オーケストラ・アレンジとして『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』の全体的な音楽や近年では『ライオン・キング』『ワンダーウーマン 1984』なども手がけるハンス・ジマーと指揮者・編曲家のマット・ダンクリーが担当。
ギター演奏には元ザ・スミスのジョニー・マーが参加しており、ビリー・アイリッシュのもつ新ジャンル的ポップ要素と、今までの『ゴールドフィンガー』や近年ではアデルの『スカイフォール』などを思わせる「007」シリーズのクラシカルな音楽と組み合わされていながら、ビリー・アイリッシュの良さを殺していないという絶妙なマッチング・ミュージックを作り出すことに成功していると言ってもいいだろう。
映画『 007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年4月10日公開される。またビリー・アイリッシュは2020年9月に横浜アリーナにて来日公演を予定している
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