大作映画として2017年にリブートされた『パワーレンジャー』
本編には、続編を匂わす演出がされており、実際にシリーズ化も視野に入れられていたが、製作にはいたらなかった。
さらにリブートされる方向で企画が進められていたが、ついにNetflix映画としてリブートされ、さらにユニバース化も目指していることが発表された。
日本では放送されていないが、一部の国のNetflixでは「パワーレンジャー」のテレビシリーズが配信されていることもあって、子供向けコンテンツの充実を目指しているNetflixが制作するということは、2017年版のようなリアル志向よりもアクション・アドベンチャーのようなテイストになる可能性が高いかもしれない。
『動物戦隊ジュウオウジャー』や『烈車戦隊トッキュウジャー』のように、パワーレンジャー化されていないスーパー戦隊を使用することで、『機界戦隊ゼンカイジャー』リメイクもしくは、『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』のようなお祭り映画のブリッジストーリーとして、辻褄合わせとしての映画を作るというのもひとつの手ではあるし、
特定の戦隊をベースに構成するのか、もしくは全くオリジナルな作品にするのか、全貌は見えてこないが、パワーレンジャーは現在、「ガーフィールド」や「アドベンチャータイム」といったコミックを出版する BOOM! Studiosによって、シリーズが定期的に続いており、オリジナルのレンジャーが登場するなど、独自の展開をみせている。
NetflixとBOOM!は2020年にパートナー契約を結んでいるだけに、今回のパワーレンジャー映画がその契約経由のものであるとすれば、コミックの映像化という可能性もあったりと……どこをとってもネタは豊富にあるような感じられる。
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