1897年の初演以降、日本をはじめ世界各地で幾度となく上演され、映画化・ミュージカル化されている稀代の名作「シラノ・ド・ベルジュラック」。いつの時代も人々が共感し、感動の涙を誘い、愛され続けている不朽の物語を『プライドと偏見』『つぐない』のジョー・ライト監督が壮大なスケールで再構築。
豪華スタッフ&キャストと共に完成させた最高にロマンティックなミュージカルムービー「シラノ(原題:CYRANO)」が日本でも2022年2月25日(金)より公開されることが決定し、それに合わせて予告編も解禁となった。
今作の監督を務めるジョー・ライトとロクサーヌを演じる『Swallow スワロウ』『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』のヘイリー・ベネットは、実生活で夫婦。ジョー・ライトの妻へのラブソングとしての側面も見え隠れしている。
ヘイリー・ベネットが映画で歌声を披露するのは、ドリュー・バリモア演じる『ラブソングができるまで』以来の15年ぶりとなる。そもそも『ラブソングができるまで』という映画自体が彼女にとってはプロモーション的映画であり、その後歌手として売り出す予定でセリーヌ・ディオンやマンディ・ムーアなども所属するレコードレーベル「550 Music」と契約していた。
しかし、女優としての仕事が忙しくなってしまい、歌手としてデビューすることを諦めた過去があるが、『ラブソングができるまで』での劇中楽曲のクオリティは非常に高く、歌手としても活躍してもらいたかっただけに、今回のミュージカル出演は、彼女を再び歌手としてデビューさせる基盤となるかもしれない。
ロクサーヌが片思いをする口下手なクリスチャンを演じるのは『ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢』で見事な歌声を披露したケルヴィン・ハリソン・Jr.というのも見所のひとつであり、ミュージカル・シーンのクオリティは間違いなさそうだ。
【出演】ピーター・ディンクレイジ、ヘイリー・ベネット、ケルヴィン・ハリソン・Jr.、ベン・メンデルソーン
【監督】ジョー・ライト
【製作】ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、ガイ・ヒーリー
【脚本】エリカ・シュミット
【原作】エドモン・ロスタン
【製作総指揮】エリカ・シュミット、サラ=ジェーン・ロビンソン、シーラズ・シャア、ルーカス・ウェブ、マット・バーニンガー、カーリン・ベッセル、アーロン・デスナー
【音楽】ブライス・デスナー&アーロン・デスナー
【全米公開日】2021年12月31日
【原題】CYRANO
【配給】東宝東和
【コピーライト】© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
【公式HP】cyrano-movie.jp 【公式Twitter】https://twitter.com/universal_eiga ♯映画シラノ
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