『ザ・フォトグラフ』『エブリシング』のステラ・メギーによって映画化が企画されていた、ホイットニー・ヒューストン伝記映画『 I Wanna Dance With Somebody』だが、監督と製作側の意見の不一致によって、ステラが監督を降板してしまっていたが、『ハリエット』『プレイヤー/死の祈り』『クリスマスの贈り物』などのケイシー・レモンズが企画を引き継ぐことが決定したようだ。
ケイシーは以前から、ミュージカルでない作品であっても、ミュージカル臭のする作品を多く手掛けているだけに、今回のミージカル伝記映画監督の抜擢は正にうってつけといえるだろう。
ホイットニー役には『レディ・マクベス』『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のナオミ・アッキーが選ばれた。
今作には、ホイットニーの曲をいくつも手掛けてきた音楽プロデューサーのクライヴ・デイヴィスも製作として関わることも話題となっており、ナオミのスクリーンテストも実際に確認して、お墨付きをもらっているという状況もあって、今からナオミの歌唱力に期待が集まっている。
脚本家に変更はなく、予定通り『ボヘミアン・ラプソディ』のアンソニー・マッカーテンが務める。
アレサ・フランクリンの『リスペクト』やデヴィッド・ボウイの『スターダスト』セリーヌ・ディオンの『ヴォイス・オブ・ラブ』などなど……2021年から2022年にかけてミュージシャンの伝記映画が連続公開される中で、今作も間違いなく注目作である。
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