レイチェル・リー・クック主演映画『シーズ・オール・ザット』(1999)は長年、続編やリメイクの企画が検討されてきており、一時は主人公を黒人にしたバージョンを製作する予定もされていたが、結局のところ実現しなかった。
そんなリメイク企画がついに実現し、『ヒーズ・オール・ザット』というタイトルで、男女の立場が逆転し、舞台を現代にアップデートされることになった。
オリジナル版の主演レイチェル・リー・クックも出演するものの、キャラクターは異なる別人として登場し、同じくオリジナル版に出演していたマシュー・リラードも参加。
オリジナル版の監督ロバート・イスコヴから『ミーン・ガールズ』『フォーチュン・クッキー』などロマコメを得意とするマーク・ウォーターズにバトンが渡されたが、 脚本は同じR・リー・フレミング・ジュニアが務める。
ちなみにレイチェルにとって、マークの作品に出演するのは、1997年の初長編監督作品『ストーム』以来となる。
主演には『コブラ会』のタナー・ブキャナンと本格的な作品に出演するのは、今回が初めてとなるアディスン・レイが抜擢された。
『ヒーズ・オール・ザット』はNetflixで2021年8月27日から配信開始となる。
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