MCUのフェーズ4作品として公開される『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題) / Doctor Strange In The Multiverse Of Madness』に登場されると言われている新キャラクターに注目が集まっているが、ケヴィン・ファイギがニューヨークフィルムアカデミーの講演で「ずっと登場させたかったキャラクターがデビューする」と発言したことから、更に期待が高まっている。
ファイギは「ずっと登場させたかった」という言葉と同時に「彼らは」という複数をほのめかしている。「ファンタスティック・フォー」や「X-MEN」を指している言葉ともとらえられるが、「誰も推測ができない」とも発言していることから、ネイモアとシルバーサーファーもしくは、先行してヤングアベンジャーズを登場させる可能性もある。
まずシルバーサーファーとネイモアの可能性だが、以前『アントマン&ワスプ』のインタビューでローレンス・フィッシュバーンが「今後のMCUの企画に関わっているが、今は言えない」と発言していたことから『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』にてシルバーサーファーの声を担当していたこともあり、シルバーサーファーが近いうちに登場するのではないかと推測されていた。
またネイモアに関しては、ネイモアとは、アトランティスの王子であり、先行して映画化されたDCの『アクアマン』に似たテイストのキャラクターではあるが、ネイモアの映画化は実は1990年代から企画があり、マーベルが映画化した作品のひとつであったが『アクアマン』が公開されてしまったことで、単独作品よりも別の作品に先に登場させて様子をみるという可能性もある。
更にマーベルがハルクの扱いを困っているという現状がある。ハルクは単独作品がコケるというジンクスがあるため、『インクレディブル・ハルク』以降は、単独作品は公開されず、いつも別の作品の抱き合わせとして登場させてきた。『アベンジャーズ:エンドゲーム』後に再び行き場の失っているハルクを登場させるとしたら、原作でドクター・ストレンジが次元を守るために結成するチーム「ディフェンダーズ」のメンバーを集結させることができるのだ。
もうひとつは「ヤング・アベンジャーズ」の先行登場だ。Disney+オリジナルシリーズ『ワンダビジョン』で双子の赤ちゃん役を募集していた経緯から、スピードとウィッカンではないかと推測もされている。このスピードとウィッカンは「ヤング・アベンジャーズ」のメンバーであり、今後Disney+で配信される『ホークアイ』でもメンバーとなるケイト・ビショップが登場する。
『アベンジャーズ5』のヴィランとしてカーンの名前も浮上しており、カーンと関わりのあるアイアンラッドも登場するのではないかと言われている。更に「ヤング・アベンジャーズ」に関しては、何等かのかたちで映像化は事実上、決定していることも考えると、スピードとウィッカンが今後「ヤング・アベンジャーズ」を結成していくナビゲート役になる可能性もある。
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