文豪ロマン・ガリの自伝を映画化『母との約束、250通の手紙』

文豪ロマン・ガリの自伝を映画化『母との約束、250通の手紙』

作品情報

2017年製作/131分/R15+/フランス・ベルギー合作
原題:La promessa dell’alba

ストーリー

思い込みが激しく負けん気の強いシングルマザーのニーナ。彼女は息子のロマンがフランス軍で勲章を受けて外交官になり、大作家になると信じてその才能を引き出すことに命を懸けていた。母と共にロシア、ポーランド、ニースに移り住んだロマンは、その溺愛の重圧にあえぎながらも、幼い頃に母と取り交わした「約束」を果たすべく、いよいよ努力を惜しまないようになっていく。ニーナは、自由フランス軍に身を投じ病に倒れ生死の境目を漂うロマンの下へも、激励の手紙を送り続けた。ついにロマンはパイロットとして活躍し、同時に念願の小説が出版されることに。しかし相変わらず届き続けるニーナの手紙には、なぜか息子の作家デビューを喜ぶ様子はなくー。

監督&出演者

監督:『蛇男』『赤と黒の接吻』のエリック・バルビエ

出演者:『婚約者の友人』『イヴ・サンローラン』のピエール・ニネ、『嘘はフィクサーのはじまり』『誰のせいでもない』のシャルロット・ゲンズブール、『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』『プロヴァンスの贈りもの』のディディエ・ブルドン、『マジック・イン・ムーンライト』『サウンド・オブ・サンダー』のキャサリン・マコーマックなど

おすすめポイント

『これからの人生』や『ホワイト・ドッグ』など映画化もされた作品も手掛けているフランスの文豪ロマン・ガリの自伝的小説「夜明けの約束」を映画化。

1960年に出版された「夜明けの約束」は以前にも1970年にジュームズ・ダッシン監督により『Promise at Dawn』というタイトルで映画化されていて、今回が2度目の映画化となる。

この自伝は、波乱万丈でサスペンスフルな人生をおくってきたロマン・ガリを作家になるように後押しし、いかに支えになっていたかを5年間、毎週届いた250通にも及ぶ手紙を通して描いたものなのだ。

ここに注目!!

フランス文学最高峰ゴンクール賞を史上唯一2度受賞した文豪ロマン・ガリ。私生活では『勝手にしあがれ』の女優ジーン・セバーグと結婚するが、1979年に自殺、ガリ自身も翌年に拳銃自殺をしてしまう。

しかし、今回の映画でスポットが当たるのは、ガリの幼少期から戦争を体験し、作家デビューにいたるまで…

どんなスリリグでドラマチックな作品を執筆したとしても、一番の衝撃作はガリの人生そのものなのだ。

そんなガリを演じたのは『イヴ・サンローラン』で フランスを代表するブランドのファッション・デザイナーであるイブ・サン=ローランを見事に演じ切ったピエール・ニネ、母親役には独立系からメジャー作品までグローバルに活躍するフランスの名女優シャルロット・ゲンズブールがキャスティングされた。

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