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この映画語らせて!ズバッと評論!!『ザ・バッド・ガイズ』アメコミ映画「シン・シテイ」へのオマージュなのかパクりなのか…謎の演出が気になる!!

この映画語らせて!ズバッと評論!!『ザ・バッド・ガイズ』アメコミ映画「シン・シテイ」へのオマージュなのかパクりなのか…謎の演出が気になる!!

作品情報

『新感染 ファイナル・エクスプレス』『悪人伝』の人気俳優マ・ドンソク主演によるアクション。囚人たちを乗せた護送車が、覆面武装集団に襲撃される事件が発生し、多くの凶悪犯罪者がふたたび野に放たれてしまった。警察の上層部は逃亡した凶悪犯たちを再び捕まえるため、元警察官のオ・グタクに指令を出し、重大な罪を犯して刑務所に収監されている服役囚たちを集めた極秘プロジェクト「特殊犯罪捜査課」を始動させる。オ・グタクは「伝説の拳」と恐れられているパク・ウンチョルを仲間に引き入れ、天才詐欺師のクァク・ノスン、犯人逮捕で過失致死に問われた元警察官のコ・ユソンらを、減刑を条件にチームに勧誘し、凶悪犯たちを追い詰める。しかし、この事件の背後には国家を揺るがす謎の組織が暗躍していた。ウンチョル役をドンソクが演じるほか、キム・サンジュン、キム・アジュン、チャン・ギヨンらが顔をそろえる。

『ザ・バッド・ガイズ』レビュー

2014年に放送されていた韓国ドラマの劇場版。劇場版であることは、プロモーション的に、あまり告知されておらず、オープニングで「The Movie」というのを観て、気づいた人も多いのではないだろうか。

私自身、ドラマ版は全く観ていなかったが、プラス要素として楽しみが増えるぐらいのものであって、今作だけを観ても何の不具合もない作品である。

ややこしいのが、クライマックスで唐突に登場する「幽霊の足」と名乗るキャラクターの存在が雑過ぎることだ。

初めて観たときは、ドラマ版のキャラクターで、ドラマを観ていれば驚く仕掛けのサプライズ・ゲスト的な立ち位置だと思っていたのだが、後にドラマ版のキャラクターではないことを知り、唐突すぎる登場が、クライマックスシーンを演出する、単なる数合わせでしかなかったことに気づいたときに、かなり幻滅してしまった。

ドラマ版は不明だが、今作に限って言えば、アメコミ映画の影響を受けすぎていることがあからさまどころか、もはやパロディになってしまっているのは問題ではないだろうか。

全体的なテイストとしては『スーサイド・スクワッド』であるし、それは感覚的なものとして、納得はできるのだが、『シン・シティ』の模倣シーンは、完全にパロディである。

バロディでも意味のあるパロディなら良いのだが、モノクロの演出の中に血が黄色というイエローバスタードのシーンを模倣しているのだが、これは、イエローバスタードが黄色い血のキャラクターという設定がある上で成り立っているだけであって、普通の人間の血が黄色という演出は意味がわからないし、酷い。

制作サイドのよくわからない趣味思考が入り混じった、演出には大きな違和感が残る作品ではあるが、それ以外の点では、正に王道のアクション映画といったところで、今や人気俳優となり、MCUの『エターナルズ』でハリウッドデビューを果たすマ・ドンソクの重圧感のあるアクションスタイルは健在である。

男臭いドラマ版とは差別化するべく、華として『カンナさん大成功です!』のキム・アジュンを起用しているのも良いのだが、コードネーム?ニックネーム?がジェシカなのは、キム・アジュンがジェシカ・アルバに似ているからなのだろうか?

点数 75

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