もともとはトム・クルーズが主演した2017年の映画『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』からスタートした企画「ダーク・ユニバース」の企画の一部として、ジョニー・デップ主演で進められていた『透明人間』のリメイク版だが、『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』の失敗を受けて、早くもリブートされることになった。
その「ダーク・ユニバース」リブート第1弾『The Invisible Man』の予告が公開された。
それぞれのモンスターの起源や解釈などにも自由度を確保する。予算や作風、レーティングにも縛りを設けず、あくまでホラーというジャンルに根ざしたものとなるということで『 The Invisible Man』 の予告を観てもわかる通り、エンターテイメント映画というよりホラー色が強い。
本来企画されていたMCUのように最終的に全てがつながるとされていた「ダーク・ユニバース」ではないが、ユニバースという形態にしないで古典的なユニバーサル・モンスターを独自の世界観でリブートしていくというシリーズとして続くことは決定しているようだ。
ユニバーサル・モンスターをリメイクしていくという企画は2000年代にも浮上しており、2004年には『ヴァン・ヘルシング』、2010年には『狼男』のリメイク『ウルフマン』が公開された際に連続リメイク企画を試みたがどちらも1作で終了してしまっている。
監督・脚本を務めるのは『ニューヨーク1997』のリメイクも手掛けるとされているリー・ワネル、主演は『アス』『ハイ・ライズ』のエリザベス・モス、『遠距離恋愛 彼女の決断』『運命の元カレ』のオリヴァー・ジャクソン=コーエン。
共演には『キリング・グラウンド』の ハリエット・ダイアー、『リンクル・イン・タイム』のストーム・リードなど
映画 『The Invisible Man』 は2020年2月全米公開予定
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