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エディ・マーフィが実在のコメディアンを演じるNetflix映画『ルディ・レイ・ムーア』

おバカ映画として逆にカルト的人気が出たことで大ヒットを記録した映画『ドールマイト』を製作したコメディアン兼歌手のルディ・レイ・ムーアがいかにして映画『ドールマイト』を完成させたかを描いた伝記映画。

監督は『ハッスル&フロウ』『 Empire 成功の代償 』のクレイグ・ブリュワー、『エージェント・コーディ』のスコット・アレクサンダーとラリー・カラゼウスキーのコンビが務める。

主演には『ドクター・ドリトル』『ドリームガールズ』のエディ・マーフィ、『ブレイド』『デモリションマン』のウェズリー・スナイプス、『トイ・ストーリー4』『ザ・プレデター』のキーガン=マイケル・キー、『スパークル』『ロール・バウンス』のマイク・エップス、『クレイジー・グッド』『ロンゲスト・ヤード』のクリス・ロックなど

エディ・マーフィとウェズリー・スナイプスは、『星の王子 ニューヨークへ行く』の続編となる『Coming 2 America』でも共演予定。ちなみに監督は今作と同じくクレイグ・ブリュワーが務める。

近年、エディ・マーフィ主演映画はなかなか劇場公開が難しい作品が多く、今回もNetflixが権利を得て配信作品となった。

黒人街で下品なネタを連発するコメディアンとして知られて、歌手としてもレコードを出していたルディ・レイ・ムーアが次の目標としたのは映画スターだった。つまりコメディアン、歌手としての成功するまでではなく、その先までもスピーディーに描いている。

黒人コメディの古典キャラクターとして知られ、自分のコメディネタとしても使っていた「ドールマイト」を自ら主演で映画化するために、レコードの権利を担保に資金を集め映画制作チームを集め、めちゃくちゃなストーリー、素人すぎる演技、ぐだぐだな展開のトンデモ映画をなんとか完成させるが素人の作った映画を誰も観ないし、どこの映画会社も配給してくれないということで奮闘する様子を描いている。

そんなトンデモ感を逆に宣伝に利用して映画『ドールマイト』は社会現象とまでなっていくというサクセス・ストーリーでもあって、最後には夢を諦めない大切さ(太ったおじさんでも)を示してくれていて、少し泣かせる展開ともなっている。

Netflixオリジナル映画『ルディ・レイ・ムーア』は現在配信中

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