監督・脚本は「ハングオーバー!」シリーズのジョン・ルーカス&スコット・ムーアのコンビが務め、『ロマンチックじゃない?』『ピッチ・パーフェクト』などに出演するコメディ俳優アダム・デイヴィンを主演にむかえたコメディ映画『Jaxi』が2019年10月11日に全米で公開された。
決してイケメンと言える男優ではないが、コミカルな演技が評判で印象的な脇役が多い俳優であったが、今回は主演に抜擢された。
携帯が大好き過ぎる男が手にした新携帯のAIが意識を持っていたら…というある意味ファンタジーに近いコメディ作品でそんなAIの声を担当しているのは、『ピーターラビット』『ネイバース』などに出演する女優のローズ・バーン。
その他の共演者には実写版『トムとジェリー』に出演が決定しているマイケル・ペーニャ、『クラークス2』『エバン・オールマイティ』のワンダ・サイクス、コメディアンのロン・ファンチズなど。
そしてリアルな恋人として登場するのがアレクサンドラ・シップ演じるケイト。アレクサンドラ・シップと言えば『X-MEN:アポカリプス』『X-MEN:ダーク・フェニックス』においてストームを演じていた女優でNetflixで配信中のサミュエル・L・ジャクソン主演映画『シャフト』にもヒロインとして出演。
女優業と並行して歌手活動も行っており、2014年には2001年に飛行機事故で亡くなった歌手のアリーアの伝記テレビ映画『Aaliyah: The Princess of R&B』でアリーア演じて話題になった。
この作品、実はアリーアの遺族がテレビ映画であることに反発したことで、アリーアの楽曲が使えなくなってしまったという問題作でありながら、そんな逆境でアリーア役を演じたアレクサンドラ・シップの勇気は評価に値いするだろう。
しかし、残念ながら日本では、未公開でCS放送やソフト化もされていないという残念な扱いをされている。
映画『Jaxi』が2019年10月11日から全米公開中、日本での公開は未定
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