『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』『MEGザ・モンスター』などに出演するオーストラリア出身のモデル兼女優ルビー・ローズを主演でドラマ化された『バットウーマン』がついに2019年10月6日よりアメリカで放送開始となった。
シリーズに先駆けて、『フラッシュ』『アロー』『レジェンド・オブ・トゥモロー』『スーパーガール』のクロスオーバーエピソード「エルスワールド」では単独シリーズに先駆けてすでに登場しており、単独シリーズのスタートが待ち望まれていた作品でもある。
同じく10月6日から『スーパーガール』シーズン5、10月8日からは『フラッシュ』のシーズン6、10月15日からは『アロー』のシーズン8、2020年1月から『レジェンド・オブ・トゥモロー』シーズン5が放送開始され、これらの作品が再びクロスオーバーするエピソードで2020年1月に放送予定の「Crisis on Infinite Earths」にもバットウーマンが合流予定となっている。
原作と同じくレズビアンの設定に
『アロー』が残念なことにシーズン8をもって終了となっており、今後のアローバースをどの作品が引き継ぐかということにも注目が集まっているが、バットウーマンは原作ではレズビアンという設定だが、ドラマ版でもレズビアンという設定を起用したことからDCのドラマでは初の同性愛者を主人公とした作品ということでも話題となっている。
ちなみにバットウーマンことケイト・ケインを演じるルビー・ローズ自身もレズビアンであることを公表している。
『ゴッサム』が終了してしまったことでバットマン関連のドラマは独自の配信サービス「DCユニバース」で配信されているロビンやビーストボーイが登場するドラマ『タイタインズ』とこの『バットウーマン』のみとなったが、今後のシリーズ展開やバットマンの登場も気になるところだ。
『ゴッサム・シティ・エンジェル』とリンクする?
原作にも登場するヴィラン「アリス」役にはレイチェル・スカーステンが起用されているが、レイチェル・スカーステンと言えば 日本ではBS-iで放送された DCドラマ『ゴッサム・シティ・エンジェル』では、バットガール、ハントレスと共に闘うブラックキャナリーとして登場しており、そのレイチェル・スカーステンが『バットガール』のヴィランを演じるというのもにくい演出。
更に『ゴッサム・シティ・エンジェル』にハントレス役として出演していたアシュレイ・スコットが同役で クロスオーバー・エピソード「Crisis on Infinite Earths」 に登場することが決定している。
2020年に更にスタートする新アローバース
「アローバース」としては2020年にも新テレビリーズを企画ており、そちらはグリーンアローの娘やブラックキャナリーなどの女性キャラクターをメインとした作品となっており、『バットガール』といい女性キャラクターの活躍をもっと描きたいと製作側は考えているのかもしれない。
クロスオーバー・エピソード「Crisis on Infinite Earths」 がとにかくスゴい!!
アローバース史上最大のクロスオーバー・エピソードとして2019年の年末から2020年の1月に放送される 「Crisis on Infinite Earths」 だが、この作品でDCの今までの映画やドラマシリーズに何かが起こるとされている。
というのも今まで世界観を別にしてきたことで合流できなかったNetflixで放送されたドラマ『ブラックライトニング』の合流が決定し、更にすでに『レジェンド・オブ・トゥモロー』にてアトム役で出演しているブランド・ラウスが『スーパーマンリターンズ』と同様にスーパーマンを演じることになっている。
スーパーマン自体も『スーパーガール』にすでに登場しており、『スーパーガール』ではタイラー・ホークリンがスーパーマンを演じているが別のアースのスーパーマンとして登場するのだろうか…
その他にもバットマンの登場も噂されていることから、もっと凄い続報があるかもしれない!!
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