ソニーとマーベルとの間で交渉決裂...スパイダーマンはMCUから離脱が事実上決定
スパイダーマンの映像化権利を持っていたソニー・ピクチャーズとの業務提携によって、『シビルウォー:キャプテン・アメリカ』でサプライズ登場したスパイダーマンだったが、マーベル・スタジオの条件アップ、つまりスパイダーマンをもっと使いたいという交渉が行われていたが、それをソニーは拒んだことから交渉が決裂したことをマーベルの社長ケビン・ファイギが認めたことで事実上、スパイダーマンは今後MCU作品には登場しないこととなった。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ではラストに、サム・ライミ版『スパイダーマン』に登場していたJ・K・シモンズ演じるジェイムソンが登場したことで、トム・ホランド版スパイダーマンが『ヴェノム』『モービウス』をはじめとする、ソニー・マーベル・ユニバース全てに参加するという企画が具体化したのかとも思われていて、関係良好とみらていただけに残念な結果となった。
ただ、ソニーがスパイダーマンの映像化権利を持って離脱するということは、何も状況が悪くなるということではない。離脱したと同時にスパイダーマン不在のまま、スパイダーマンに登場するキャラクターを主人公としたスピンオフの企画を複数進行させているソニー・マーベル・ユニバースにスパイダーマンが参加できる状態になったということになる。
MCUの今後の鍵を握っていて、新アベンジャーズへのナビゲート役とも思われていたスパイダーマンがMCUから離脱するのは悲しいが、トム・ホランドも続投を希望しているということもあり、 スパイダーマンが映画で観られるという状況は逆に増えるのかもしれない。
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