この映画語らせて!ズバッと評論!!『劇場版ONE PIECE STAMPEDE』

この映画語らせて!ズバッと評論!!『劇場版ONE PIECE STAMPEDE』

作品情報

原作コミック、アニメともに絶大な人気を誇る「ONE PIECE」の3年ぶりとなる劇場版。アニメ化20周年を記念して製作され、原作者の尾田栄一郎監修の下、世界中から海賊が集う「海賊万博」を舞台にしたオリジナルストーリーが展開する。海賊の海賊による海賊のための祭典「海賊万博」に招待されたルフィたち麦わら一味。会場には世界中から海賊が群がり、万博の目玉である「海賊王(ロジャー)の遺した宝探し」で、お宝争奪戦が繰り広げられる。しかし、その盛り上がりの裏には、万博の主催者であり別名「最悪の戦争仕掛け人」と呼ばれるブエナ・フェスタの企みがあった。そして、お宝争奪戦が熱を帯びる中、元ロジャー海賊団「“鬼”の跡目」と呼ばれた男ダグラス・バレットが乱入し、ルフィたちの前に立ちふさがる。ゲスト声優はユースケ・サンタマリア、指原莉乃、山里亮太(南海キャンディーズ)。

『劇場版ONE PIECE STAMPEDE 』レビュー

ついにやってしまった…キャラ総出演映画

ついに…やってしまった!!大集合映画

今までも過去に登場したキャラクター達のその後を描いことはあるワンピースの劇場版ではあるが、今回は正にキャラ映画!冒頭からバトルに発展して、そのまま突き進むという9割バトルしていて、 単純に正にジャンプ漫画の映画と言う様な感じでおもしろい。

おもしろいのだが…近年の劇場版で敵キャラに焦点を当てて丁寧に描くという手法は今回は控えめで敵となるダグラス・バレットのキャラクター性がとてつもなく薄い。

いわゆるキャラだけでストーリーを押し切る、仮面ライダーやウルトラマンの大集合企画ものと同じ部類であると言っていいだろう。

共通の敵に対して、状況的に共闘に追い込むスタイルはワンピースブームの火付け役ともなった、「インペルダウン編」に通じるものがあって、近年の人気低迷に歯止めをかけるための処置なのかもしれない。

ここまでやってしまって…次どうする??

今までの大物キャラが大量に登場するという構図は最終回のようにも感じられて、なんとなく全作品観ている劇場版としては最高傑作であると個人的に思うが、それは反則的手法によるものであり、同時にこの後どうするのだろう…という不安が襲ってくる。

ここまでの大集合ものをやっておいて、以前のトーンに戻すことが果たしてできるのだろうか…この映画は人気低迷に歯止めをかけたかもしれないが、ハードルを凄く上げてしまっ作品であることは間違いない。

今回の作品を超えられるものが作れるとしたら、ワンピースに未来はあるかもしれない。

期待と不安…テレビシリーズの映画版の立ち位置とバランスの難しさを痛感した作品と言ってもいいだろう

点数 60点

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