ついに…日本上陸!待ってました!!
近年、オリジナル・キャストの新作ミュージカルはなかなか日本に来てくれないというのが現状。『アイーダ』や『ウエストサイド・ストーリー』など前にも公演されたことのあるものが多く、新作を観たいという願望をミュージカファンは我慢できない状態。
90年代初期の人気映画としても有名な『ボディーガード』主演はケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストン。映画を観たことがある人ならお分かりだろうが、この映画はミュージカルではないけれども、ホイットニー・ヒューストンが人気歌手の役という設定のために、ちょいちょい歌うシーンがある。
音楽シーンをメインにすることでホイットニー・ヒューストンの名曲がふんだんに使用された素晴らしいミュージカルとして2012年に完成させたのが、このミュージカル版『ボディーガード』
過疎化が進む来日公演事情の希望の光
4、5年前は『ブリング・イット・オン』『ドリームガールズ』『ダブリンの街角で』など貴重な作品が来日公演していたのに、最近は観たことのあるものばかり。『キューティ・ブロンド』がついに公演されるかと思ったら…まさかの日本人キャスト。
『ネバーランド』が来日公演するかと思えばキャストが公開されていない、予告ではマシュー・モリソン版になっているものの、チケット会社に電話しても分からないと言われ、結局マシュー・モリソン版ではなかった。クリスマス・ミュージカル・コンサートには来日してくれていたのでマシュー・モリソン版を期待したが叶わず。そんな時にこんな嬉しいニュース!過疎化が進む来日公演事情の希望の光となってもらいたい。
公演情報
2019年9月中旬~10月上旬 ※予定
東京都 東急シアターオーブ
2019年10月中旬~下旬 ※予定
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール
原作:映画「The Bodyguard / ボディガード」
演出:テア・シャロック
脚本:アレクサンダー・ディネラリス
キャスト
レイチェル・マロン:アレクサンドラ・バーク / ジェンリー・シャロー
フランク・ファーマー:ブノワ・マレシャル
アレクサンドラ・バークが来日決定
Wキャストではあるが、オリジナル・キャストのアレクサンドラ・バークが来日決定!!
アレクサンドラ・バークといえば、2008年にオーディション番組『Xファクター』イギリス版で優勝した実力派シンガー。
『Xファクター』もそうですが『アメリカン・アイドル』などでもホイットニーの楽曲は歌いこなすのが難しく、簡単に手を出してはいけないと言われている。
しかし、アレクサンドラ・バークはこのミュージカル『ボディーガード』でホイットニーの楽曲を見事に歌いこなしている。
CDデビューも果たしていて、記録的ヒットをとばした一流歌手が観れるだけでも凄くお得なミュージカルなだけに、アレクサンド・バークの日に行くことがオススメ!!ジェンリー・シャローも実力派ミュージカル女優だから、2回観れる人は2回観てほしい。
Xファクターって何?
主演のアレクサンドラ・バークをスターダムに伸し上げたオーディション番組『Xファクター』
イギリスのテレビ番組で審査委員には『アメリカン・アイドル』のサイモン・コーウェル、シャロン・オズボーン、リタ・オラなど本格的なプロデューサーや音楽関係者を集めて行われる国レベルのビッグオーディション。
過去にはレオナ・ルイス、ワンダイレクション、リトル・ミックスなど日本でも知られているビッグアーティストを輩出している。
アメリカ版も製作されたが、『アメリカン・アイドル』と審査員がカブるなどテレビ業界を騒がせていたがアメリカ版は2014年に終了。
本国のイギリス版は現在も放送中。2019年度版は9月に放送開始予定。
今後来日公演が決定している作品
リンカーン・センターシアタープロダクション
ミュージカル『王様と私』
[2019年7月~8月上旬]
一生に一度の来日公演!まさかの渡辺謙を逆輸入!
ケリー・オハラ × 渡辺 謙、夢の競演!
トニー賞ミュージカル4部門受賞、リンカーン・センターシアタープロダクション ミュージカル「王様と私」が2019年夏に千載一遇の来日を果たす。
トニー賞受賞のケリー・オハラ、トニー賞ノミネートの渡辺 謙が夢の競演。日本ではもう二度と実現しないと言っても過言ではない、特別な限定公演。
日本上陸を熱望する作品
『ウェイトレス』
2007年に公開されたケリー・ラッセル主演映画『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』をベースとした作品。
ミュージカル版では映画『グレイテスト・ショーマン』で髭の女性を演じたキアラ・セトルも出演していた。
『スクール・オブ・ロック』
2003年に公開されたジャック・ブラック主演の同名映画を『オペラ座の怪人』『キャッツ』などで知られるミュージカル界の巨匠・アンドリュー・ロイド・ウェバーがアレンジを加えて2013年に初公演させた作品。
日本でもNHKでドラマ版が放送されているだけに、一番期待できそうな作品ではある。
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